リッチモンドはこのたび、乗客の命を守ることを目的に、初のタクシードライバー向け心肺蘇生法(CPR)トレーニングを実施しました。

今回トレーニングを受けたのは、ロンドン空港タクシーに所属する6名のドライバー

彼らはコーンウォールなど遠方から治験に参加する患者の送迎に携わっており、リッチモンドでは今後、試験参加者の送迎を行う全30名のドライバーに対して順次CPRトレーニングを提供する予定です。

このプログラムは、リッチモンドの急性期臨床管理責任者であるカロリーナ・パシェコ・デ・アモリム氏が主導。

胸骨圧迫とAED(自動体外式除細動器)の使用方法を中心に実践的な指導が行われました。

アモリム氏のコメント:
「リッチモンドは、治験に参加されるすべての患者様に最高のコンシェルジュサービスを提供することを大切にしています。それはクリニックに到着する前から、帰宅されるまでの間も常に患者様の安全と快適さの両方を考慮するということを意味します。」

さらに、ドライバーに対し以下のようにも説明しました:
心停止後3分以内にAEDを使用した除細動を行うことで、生存率は50〜70%まで向上します。一方で、CPRを行わずに1分経過するごとに、生存率は10%ずつ低下します。」

アモリム氏は続けてこう述べています:
「リッチモンドでは、臨床試験に参加する被験者の送迎を行うタクシードライバーの皆さんと非常に密な関係を築いています。だからこそ、万一の緊急事態に備えて、彼らが適切に対応できるよう支援することが私たちの責任だと考えています。
このような命を救うスキルは、心停止が発生した場合に大きな違いを生みます。今後も定期的に復習コースを実施し、ドライバーのスキルと自信を維持していきます。」

参加者であるドライバー、ポール・マルホランド氏の声:
「このトレーニングは非常に有意義で、詳細かつ分かりやすかったです。まさに“目から鱗”でした。
一通りの内容が明確で、今はこの基本的な救命処置を行う自信が持てました。患者を乗せる仕事をしている以上、基本的な医療知識を持っていることは不可欠だと思いますし、それを提供してくれるリッチモンドには感謝しています。」

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